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「家へ帰ろう」映画の評判は?アルゼンチン作品の泣けるシーンも紹介!

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ふと泣きたい時ってありますよね。

大変なご時世が続いていますが、ここはお家でゆっくり映画で感傷に浸ってみてはいかがでしょうか。

そんな皆さんに映画マニアが提案したい、隠れた外国の名作映画をお届けしていきます!

舞台はアルゼンチンの首都であるブエノスアイレスに住んでいる88歳の仕立て屋・アブラハム。

そんなアブラハムは70年越しに、心に残っていることを成し遂げたいと考えました。

自分が最後に仕立てたスーツを、遠くに住む親友に届けたいのです。

そこで旅先で巻き起こる、様々な出会いと、葛藤。

しかし、だんだんとアブラハムの心は親友の住んでいる場所に近づくにつれ、心境が変わってくるのです。

そんなアブラハムは無事に親友と再開して、スーツを届けることができるのか気になりませんか?

映画に中には心地よく散りばめられた伏線を、ラストで一気に回収すると、じんわり熱い涙がおもわずポロリ…と出ること間違いなし!

私のオススメ映画「家へ帰ろう」をここでご紹介していきます。

「お家へ帰ろう」はどんな作品?

「お家へ帰ろう」は2017年にアルゼンチン・スペインで製作された作品。

ハリウッド作品は多くありますが、なかなかアルゼンチンやスペインの映画に触れることはなかったのですが、聞きなれない外国語が心地よく耳に残る作品でもあります。

パッケージの写真を見ると一見アパレル系の映画かと思う方もいるようですが「お家へ帰ろう」は、れっきとしたロードムービー!

人と人の関りが希薄になっている現代だからこそ、届けたい感動作です。

では、どんな「家へ帰ろう」は作品なのか、あらすじを見て行ってみましょう。

「家へ帰ろう」あらすじ

物語の主人公となるのはアルゼンチンの首都である、ブエノスアイレスに住む88歳の仕立て屋。

この頃自分の周りにいる子供や孫たちは、88歳になった自分を老人保健施設に入れようとしていました。

主人公である老人のアブラハムは、老人保健施設に入ることを拒絶し、はるか遠くのポーランドに住んでいる友人に自分が仕立てた最後のスーツを届けたいと決意します。

道中様々な問題が起こる中、救ってくれたのは紛れもなく、これからスーツを届けに行きたいと思っている親友なのです。

アブラハムは最終的に無事に親友と再開することができるのでしょうか。

アブラハムは旅の途中で様々な出会いと、自身との葛藤をする場面もあるのですが、頑なだった性格は70年越しに奇跡を巻き起こすのです。

「家へ帰ろう」の基本情報と監督は?

「家へ帰ろう」は、珍しいアルゼンチン・スペインの作品になっています。

この作品を作ったのはどんな監督なのか、又、家へ帰ろうに登場する主要人物について紹介していきます。

基本情報と監督

【基本情報】

  • タイトル:「家へ帰ろう」
  • 原題:El ultimo traje
  • 監督:パブロ・ソラーズ
  • 製作:2017年製作
  • 上映:93分(G)
  • スペイン・アルゼンチン合作

「家へ帰ろう」を製作した監督と脚本共に”バブロ・ソラーズ”さんです。

「Me casé con un boludo」という作品を2016年に製作し、2017年に家へ帰ろうを製作しました。

まだ2作品のみの映画製作しかされていないようですが、「家へ帰ろう」で一気に世に名を広め、世界の国々で観客賞を受賞しました。

そんなパブロ・ソラーズさんは1969年生まれ、家へ帰ろうの主人公と同じく、ブエノスアイレスの出身です。

演劇学校で演劇を学んだあとは、舞台俳優として活動しつつ、アルゼンチンとメキシコで演技指導、そして演出も学び、演劇業界で活躍をしていきます。

パブロ・ソラーズさんは、シカゴで映画を学んだ後、アルゼンチンに戻り脚本家として以下の作品に携わりました。

  • Intimate Stories
  • A Boyfriend foe My Life

そして自身の作品はショートフィルムの「El Loro」で2005年に監督デビュー。

後に「Me casé con un boludo」で長編映画作品のデビューをし、「家へ帰ろう」で2作品目の作品を製作しました。

主な登場人物

【アブラハム】

88歳の仕立て屋のアブラハム。

性格は頑固そのもので、老人保健施設に自分を入れようとしている子供たちを毛嫌いしている感じますが、頑固おやじと子供たちのやりとりにも注目です。

そんなアブラハムを演じるのはミゲル・アンヘル・ソラです。

この作品を演じるあたって、特殊メイクも施したそうで、あまりにもリアルな88歳の姿と、高齢ならではのダンディな雰囲気漂うスーツの着こなしも見逃せません。

おすすめの泣けるシーンはこれだ!

映画の序盤では子供や孫たちのやりとりから始まります。

老人保健施設に入らず、親友に自分が仕立てた最後のスーツを届けるために旅に出ることに決意します。

ここではおすすめの泣けるシーンをふまえ、感想をかいていきます。

旅先で徐々に心境が変わるアブラハムに注目

アブラハムは旅の途中で、様々な出会いを経験します。

ビシっとスーツを着こなし、ハンチングをかぶる姿は、かっこよくもあり頑固さを物語らせるものもあります。

そんなアブラハムはポーランドに行くため、スペイン、フランスのパリ、そして嫌な思い出が蘇るドイツも通らないといけないのに、どうしてもドイツを通りたくありません。

そんな中、一番印象に残ったのは、パリで出会う女性です。

彼女はドイツ人でありながら、ユダヤの歴史について学び、スペイン語も話せるから、アブラハムの助けになりたいとアブラハムに話しかけます。

ですが、『ドイツ』というキーワードがあるだけでも、アブラハムは聞く耳を持ちません。

それでも、ドイツ人の彼女や、旅先で出会う人々によって、少しづつ頑なだった自分の心が溶かされていくようでした。

親切をあだで返したアブラハムですが”本当はそうしたくない”という葛藤も見られ「素直になりなよ!」と思わず言いたくなるシーンがたくさんあります。

アブラハムと旅する93分

旅先でしか味わえない、人と人との出会い。

そして人と関わることによって、アブラハムの心境は徐々に変わってきます。

その国ならではの美しさや、文化を味わえるのもロードムービーならではの良さなので、旅が好きな人にもおすすめしたい作品になっています。

ラストシーンでは、なんとも言えない感情が押し寄せてきます。

電車に揺られながら、目的地に着こうとしているアブラハムはそろそろ体力の限界も感じ始めますが、体力以前に目的である親友に会うことが怖くなってきます。

皆さんも、いざ何十年ぶりに会う友人に会う時って緊張したりしますよね。

この緊張した空気間”会いたいけど、会うのが怖い”いかにも人らしい感情描写が素晴らしい映画でもあります。

そして最後に会いたかった人に会えた瞬間、言葉もいらずに、あの時あの頃の自分たちに一瞬で戻った感覚になりますよね。

人と人の繋がりって素晴らしい、人は人の助けなしに目的地に着くことはできない、という映画の本質も捉えることも出来る「家へ帰ろう」。

今日はしっとりと泣きたい気分、そして心にじんわりと熱い涙を流したい時におすすめな映画です。

まとめ

今回は、アルゼンチン・スペインの良作発掘「家へ帰ろう」!タイトルで分かる映画の本質とは?と題して「家へ帰ろう」を紹介と感想レビューしていきました。

「家へ帰ろう」というタイトル通り、頑なだったアブラハムの心境は旅先での人との出会いによって徐々に溶かされていきます。

もし老人保健施設に直行していたら、こんな出会い、あんな出会いはなかったでしょう。

皆さんもこの作品に出会い、再度人と人との繋がりを見直してみてはいかがでしょうか。