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「聲の形」映画が泣けると評判!あらすじやラストに隠された意味とは?

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”生きる”ということに関して、痛いほど共感させられる日本アニメーションで、感動の涙を流しませんか?

そんな皆さんに映画マニアが提案する、アニメの底力を感じさせるおすすめ日本アニメーション映画をレビューしながら紹介していきます。

共感しすぎて辛い映画№1をささげたい!のは、日本が誇るアニメーション会社である京都アニメーションが届ける「聲の形(こえのかたち)」です。

タイトルからすると、想像しにくい感じもしますが、爽やかな絵のタッチからは想像できないほどエモーショナルな作品になっています。

私もその感動の渦に巻き込まれた一人ですが、主人公の閉ざされた心を救うのは、自分の弱みや原点となる人やモノとまっすぐに向き合わなければ克服できないものだと感じさせました。

「聲の形」が伝えたい映画の主旨や、心を閉ざした少年を救うものは誰なのか、最後まで気になる展開になっています。

こちらではそんな日本アニメ長編作品の「聲の形」をご紹介していこうと思います。

アニメ映画「聲の形」はどんな内容?

週刊少年マガジンで連載され数々の賞を受賞した大今良時原作の「聲の形」は、京アニによって、新たなアニメーション作品として生まれ、多くの人に感動を与え続けています。

人は声に出さなければ思いが伝わらないように、声に出すことはとても重要なことですよね。

ですが、ガキ大将の主人公と反対に、ヒロイン役となる第2の主人公は耳の聞こえない障害を持っています。

この二人でどのように物語が展開されていくのか、二人が出会うことによって起こる”事件”をきっかけに主人公の少年は心を閉ざしてしまうのです。

そんな「聲の形」はどんな内容なのか、あらすじを見ていきましょう。

「聲の形」あらすじ

高校3年生の石田将也は、アルバイトで稼いだお金や、家具を売り払って母に全財産を残し、いなくなってしまおうとしますが、結局できずに終わってしまいます。

生きるのが辛くなるくらい将也を苦しめた原因は、自分が小学校の頃に出会った耳が聞こえない転校生”西宮硝子”との出会いでした。

そんな硝子が”退屈をしのげる道具”だと思った将也は、耳が聞こえないことをいい事に、ちょっかいを仕掛けます。

そんな将也からのちょっかいはエスカレートしていく一方で、硝子は将也と”ともだち”になろうとします。

しかし、耳の聞こえない硝子に必要な補聴器を何度も壊したりと、親にまで迷惑をかけてしまいます。

将也は、次の日から周りにいた”ともだち”と思っていた人たちにまで冷たくされるようになり、硝子の立場を痛感することになると同時に、人間不信になり孤立してしまいます。

そんな学生生活が続き、硝子と分かち合えることなく月日が流れ、高校生となった将也は、とある手話サークルで硝子と再会します。

そこで将也は、改めて硝子に”友達になってほしい”と伝えます。

自分が友達になるなんて、そんな筋合いはない…けれど過去の出来事を償いたい、そんな想いで告げた”友達になってほしい”という声は硝子に通じることができるのでしょうか。

そしてかつて、いじわるされていた人に友達になってほしいと言われ、硝子は受け入れることができるのでしょうか。

「聲の形」監督や登場キャラクターは?

大今良時原作の「聲の形」は週刊少年マガジンに連載し数々の受賞をした作品です。

そんな「聲の形」は京都アニメーションより、アニメ化され、よりリアリティ溢れる作品とあると同時に、生きるという意味や、人と自分との関係、自分と向き合う大切さを痛感させられる作品でもあります。

では「聲の形」を監督した人や、主要登場キャラクターについてみていきましょう。

監督

「聲の形」を監督したのは、京都アニメーション製作の「けいおん!」を初監督した山田尚子さんです。

幼少期からアニメが好きで、好きなアニメの模写をしたり遊んでいたそうです。

そんな山田尚子さんは2004年に京都アニメーションにアニメーターとして就職し、2005年に「AIR」にて初原画を描くことになります。

そして2007年「CLANNAD」で演出補佐を経てから、演出のデビューを果たし、後に「けいおん!」で若手でありながら初の監督を任されます。

そこで第35回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞に輝きます。

他にも「たまこラブストリー」で文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門新人賞を獲得した経験もあり、実力ある新人監督なのです。

作品情報

【基本情報】

  • タイトル:「聲の形(こえのかたち)」
  • 監督:山田尚子
  • 製作:2016年製作
  • 上映:129分(G)
  • 製作国:日本製作
  • ジャンル:青春/アニメ

登場キャラクター

「聲の形」で登場する主要キャラクターは8人です。

主に登場するのは石田将也、そして耳の聞こえないもう一人の主人公西宮硝子です。

では、それぞれのキャラクターを見ていきましょう。

石田将也

【石田将也(いしだしょうや)】cv.入野自由

小学校の頃はガキ大将で、耳の聞こえない硝子にちょっかいをしていました。

のちに”ある事件”をきっかけに、ちょっかいされる側になりクラスから孤立し人間不信に陥ってしまいます。

日々を後悔しながら生きていく自分が嫌になるのですが、高校生になって再び硝子に出会うことになります。

西宮硝子

【西宮祥子(にしみやしょうこ)】cv.早見沙織

聴覚障害を持つ少女。

コミュニケーションを他人ととるにはノートと鉛筆が必須です。

人との摩擦を埋めるために、自然に愛想笑いをしてしまうのがクセになってしまいます。

高校生になり将也と再会し、最初は戸惑いながらも笑顔を見せるのですが、本心はどう思っていたのでしょうか。

西宮結絃

【西宮結絃(にしみやゆずる)】cv.悠木碧

姉の硝子が大好きな、男っぽい妹ゆずる。

障害を持った姉を守るため、いつのまにか強くふるまっていたせいで、男の子のような姿に。

一人称は「オレ」。

永束友宏

【永束友宏(ながつかともひろ)】cv.小野賢章

初めて将也と高校で友達になる人物です。

「やーしょー」と将也のことを呼び、自転車を先輩にパクられそうになったことをきっかけに友達になります。

本人は将也のことが大好き!

植野直花

【植野直花(うえのなおか)】cv.金子有希

小学校の頃のクラスメイトです。

リーダー気質で強気な性格で周囲と多々ぶつかることがありますが、実はいい子。

硝子のことを将也一緒にちょっかいを出していた過去もあり、硝子のことが気に食わない様子です。

佐原みよこ

【佐原みよこ】cv.石川由衣

背が高く、スタイル抜群のキャラクターで、心優しい持ち主です。

小学校の時唯一硝子の味方をしてくれた人物でもあり、高校になって再び硝子と再会します。

自分に自信がもてない控えめな性格です。

川井みき

【川井みき(かわいみき)】cv.潘めぐみ

小学校から高校まで学級院長を務める真面目一筋のキャラクター。

正義感が強いのに、ちょっかいを見てみぬふりもしていたような気がします。

真柴智

【真柴智(ましばさとし)】cv.豊永利行

将也の高校クラスメイトで、イケメンな上に頭がいいから人気者。

将也とは全く違う世界に住んでいる存在ですが、将也に興味をもち、友達になろうとします。

おすすめの泣けるシーンはこれだ!

「聲の形」が泣ける理由は何なのでしょうか。

結局心を閉ざし、人と関りを持たないようにしている将也に、光が差す日がくるのか気になりますよね。

そして、硝子との関係はどうなってしまうのか注目したいところです。

ここから「聲の形」のストーリーに沿いながら、感想レビューを書いていこうと思います。

相手の立場にたってから分かる苦しみ

元はガキ大将だった将也ですが、アニメの冒頭シーンで母親に全財産を渡し、いなくなろうとします。

ここまで将也を追い込んでしまったのは、紛れもなく小学校の頃に起きた”事件”のせいでしょう。

聴覚障害者である硝子を面白おかしく、ちょっかいを出すくらいならいいものの、数十万もする補聴器を何個も壊したせいでガキ大将だった将也の人生は一変します。

将也にからかわれているにもかかわらず、愛想笑いで硝子はごまかし”ともだちになろう”とする姿は胸を締め付けられる感情に襲われます。

将也の周りにいた”ともだち”と思ってた人たちは、結局将也が一人になっても誰も助けてくれませんでした。

アニメなのに、ここまでリアルに「人の立場に立たないと分からない苦しみ」を描いた作品は、私の今までの人生で初めて出会ったといっても過言ではないです。

何があっても前進していく勇気を与えてくれる

「聲の形」は、ラストまで将也がどれだけ、周囲の人に心を閉ざしているのか描かれます。

そのシーンは人の顔に罰点印が張られていることです。

自然と「コイツはオレの敵だ」と勝手に認識してしまっているせいでもあると言えますよね。

そして後半になるにつれ、心から信頼できる友達という存在が将也の中にでき始めてきます。

ですが、せっかく築き上げた友情はあっという間にこじれてしまう部分は、なんとも言えないやるせなさを感じさせます。

ここで痛いほど共感できる!と私は思うのです。

リアルすぎるアニメであるからこそ、見てほしい、共感してほしい、そして見終わった後には暖かで穏やかな涙が流れること間違いなしです。

これは将也が過去を克服し、自分と向き合う物語でもあり、愛想笑いばかりの硝子が固くなった殻を破る物語でもあると感じさせてくれるのです。

将也がラスト目にする光景は、きっと皆さんにまた一歩前向きになれる力を与えてくれるでしょう。

まとめ

アニメの底力を感じさせる映画「聲の形」心を閉ざした少年がラストでみる光景に感動!と題して、「聲の形」の感想デビューをしてきました。

「聲の形」は、ただのアニメではなく、アニメの底力を感じさせる心揺さぶる長編アニメ映画になっています。

エモーショナルな映画なので見るには少し覚悟が必要な感じもします。

ですが、きっと共感する部分が沢山あり、人との関係や、自分と再度向き合える作品になるでしょう。

そして、あの頃の青春も思い出す、楽しくコミカルなシーンもあるので「聲の形」を様々な角度から楽しんでいただけたらと思います。