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竜とそばかすの姫のけいくんのその後は?父親の正体や関係性を考察!

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2021年公開の細田守監督作品の竜とそばかすの姫では、現実と仮想世界を描く内容の中で主人公の鈴(ベル)が仮想世界の「U」で乱暴者の竜と出会います。

「U」の世界で竜というキャラクターは、現実世界に生きる14歳のけいくんという少年で、父親との関係が影響して竜の姿になったとも言われていますね。

そんなけいくんの正体は映画の後半で少しずつ描かれていきますが、結局けいくんはその後父親とどうなったのか、どう過ごしているのか詳しい内容は描かれていません。

映画を見終わった視聴者の中で”けいくんのその後”が気になった人も多いでしょう。

そこで今回は竜とそばかすの姫のけいくんのその後は?父親の正体や関係性を考察!と題してお届けしていきます。

竜とそばかすの姫のけいくんのその後は?

竜とそばかすの姫で、父親から虐待を受けながら生活をしていたけいくん(恵くん)は、その後どうなったのでしょうか。

考えられるその後の展開を考察していきました。

竜とそばかすの姫のけいくんのその後を考察

けいくんは父親からの言葉の暴力で日常的に虐待を受けていましたが、鈴との出会いと人々の助けで父親の虐待が世間一般に公になります。

前向きになり出したけいくんは、その後も父親と過ごしているのか、または父親とは別居し弟のともくん(知くん)とだけ生活をしてるのか、映画では描かれなかったその後が気になりますね。

また細田守原作小説にもけいくんのその後は詳しく描かれていなく、読者に考えをゆだねる展開を迎えています。

そこでけいくんのその後を考察していこうと思いますが、けいくんと父親の関係や内容を知ったうえで考えられるのは3通りの展開ではないでしょうか。

  • 1、虐待が公になってしまったことを機に父親が心を入れ替える
  • 2、父親の虐待はまだあるけど、けいくんは立ち向かう姿勢でいる
  • 3、虐待する父親から離れ、知くんと児童福祉施設または里親委託

虐待が公になってしまったことを機に父親が心を入れ替える

けいくんに繰り返し虐待をしているシーンを公にされてしまった父親は、周りからの目を気にして暴力を振るわないようにする可能性が高いと思われます。

一番はけいくん達のことを想って心を入れ替える事ですが、最初は周りからの圧力でけいくん達への態度が変わっていくのではないでしょうか。

時間をかけることで、けいくんと父親の関係も改善していくのではないかと予想できます。

父親の虐待はまだあるけど、けいくんは立ち向かう姿勢でいる

けいくんにとって父親は歯向かえない存在でしたが、父親と鈴がもみ合いになり、ひるむ父親の姿をみて「自分も心を強く持たなければ!」と考えを新たにする可能性が考えられます。
けいくんは虐めて来る人に対して弱気になることはないですよね。

相手が変わらなければ自分が変わればいい!という強い意志で、家庭環境を自分の力で改善していくのではないでしょうか。

虐待する父親から離れ、知くんと児童福祉施設または里親委託

父親に対し、鈴に出会う前の自分であれば結局は父親から離れて生活できなかったものの、勇気を出して父親から離れる選択をした可能性も考えられます。

結局虐待する父親は変わらないため、けいくん自身が行動をして弟の知くんと児童福祉施設で暮らすか、または別の親を探すのかもしれません。

虐待された子どもは最終的にどこに向かうのか調査したところ、一番多いのは児童福祉施設に行くことや里親の委託です。

児童福祉施設で育ち、いずれは仕事できる年齢になれば、けいくんはたった一人の弟を養うために仕事に励むでしょう。

または里親の委託で新しい親と出会い、けいくんと知くんが幸せに暮らしていることを願いたいですね。

竜とそばかすの姫けいくんの父親の正体や関係性を考察!

竜とそばかすの姫でけいくんの父親の正体、そしてけいくんと父親の関係性について考察していきます。

竜とそばかすの姫の出会い

現実世界で高知の田舎町で父親と過ごす鈴(すず)は、幼少期に事故で母親を亡くし心を閉ざす17歳の女子高生。
そんな鈴は友人からの紹介がきっかけで「U」という仮想世界に足を踏み入れ、歌が大好きだった自分を取り戻していきます。

仮想世界で鈴は自分の事をベルと名乗り、世界の人々が集う「U」の世界で一躍有名な歌姫になりますね!

そんな人気歌姫となったベルのコンサートに乱入してきたのは、背中にアザがある竜です。

最初はベルを脅かすようなキャラクターとして描かれる竜ですが、ベルと接する内に、2人は徐々に心を通わせていきます。

一匹狼として描かれる竜

竜は皆から恐れられる一匹狼の乱暴者として描かれますが、この見た目とは裏腹に竜の正体は、父親の支配下の元、幸せとは正反対な生活をしている「けいくん(恵くん)」という14歳の少年である可能性が高いと言われています

実際に映画の内容の中で仮想世界「U」で竜を探せと話題になった時に、YouTuberのひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸のチャンネルの中ですずが視聴するシーンで、ケイくん達親子が登場する動画が再生されたため、竜の正体はけいくんと言ってもいいでしょう。

けいくんと父親の関係について

けいくんは東京・神奈川近辺の14歳の中学生「恵くん」です。

父子家庭で育ち、弟のともくん「知くん」を守る心優しいお兄ちゃんとして描かれています。

ちなみに知くんは発達障害が若干見られる男の子です。

そんなけいくんの家庭には問題がありました。

それは父親からの日常的な言葉の暴力による虐待です。

けいくん達は父親からの虐待を逃れるため、何度も周りに助けを求めますが結局父親から離れて生活することができませんでした。

父親は子どもに対し愛情があるものの、子育てしながら仕事するストレスからか、子どもたちへの言葉の暴力が日常的に繰り返されていたのです。

けいくんはなぜ竜のアバタ―なのか

けいくんはなぜ竜のアバタ―なのでしょうか。

【竜とそばかすの姫で描かれる仮想世界のアバターとは】

竜とそばかすの姫で仮想世界として描かれる「U」は、自分のアバタ―として「As(アズ)」という自分の分身を創造することができます。

Asは現実に存在する生体情報を元にスキャンして作られるアバタ―(ボディシェアリング)なので、本人の感情・表情と連動する今までにないリアルなアバタ―になっています。

そんな「U」の世界でけいくんは竜として登場しますが、竜は強くて、どこか闇や孤独、そしてミステリアスなイメージありますね。

けいくんは父親からの虐待に耐えてきた心の強い持ち主なので、けいくんを表すのに竜はピッタリなキャラクターなのではないでしょうか。

また竜の背中には特徴的な大きなアザがあります。

アザについて鈴もすぐ気付いたようでしたね。

そんな竜の背中のアザは、けいくんの心の傷の大きさや深さではないかと考えられます。

けいくんの父親が竜?父親の正体とは

竜の正体が実はけいくんの父親なのではないか?という考察もあります。

ですが実際に映画では父親が「U」の世界で何かをするシーンは描かれていないため、竜の正体はやっぱりけいくんではないでしょうか

けいくんの父親に関しては仕事、子育てに励む父子家庭の父親として描かれています。

妻とはどうなったのか詳しくは描かれていませんが、妻と別れ息子との距離がわからないがゆえに、けいくん達に言葉の暴力を振るってしまったのかもしれません。

または父親も子どもの頃に、言葉の暴力を親から受けていた可能性も考えられます。

というのも自分が暴力を受けていたから、自分の子どもにも暴力を振るってしまう
という、虐待の連鎖というものがあるからです。

父親にもし虐待を受けた過去があれば、自分の子供たちと素直に向き合えるように自分の過去とも真正面に向き合わなければ改善は難しいのかもしれませんね。

相手への愛情のかけ方は、自分への愛情かけ方が分からなければ難しい、とも考えられるからです。

父親はなぜ鈴にうろたえたのか

けいくんの父親と直接対決した鈴ですが、大人の男性がなぜ女子高生の鈴にうろたえたのでしょうか。

それは過去の自分と鈴が重なった可能性が考えられるからです。

傷付けられても一切弱気になることなく、立ち向かってくる鈴を見て、父親の過去も同じように自分の親に対し立ち向かっていた事を思い出したのかもしれません。

父親の過去は本編で描かれていませんが、もし大人の男性が女子高生に怯えるような素振りをしたら、父親の過去が絡んでいると考えられるのではないでしょうか。

まとめ

竜とそばかすの姫のけいくんのその後は?父親の正体や関係性を考察!と題してお届けしていきました。

竜とそばかすの姫でけいくんのその後や、父親との関係性や正体を考察していきましたがいかがでしたでしょうか。

けいくんは鈴と出会ったことで、父親への恐怖心に変化が現れたのではないかと思います。

きっとけいくん兄弟たちのその後は、明るい未来に繋がっていくのではないでしょうか。