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竜とそばかすの姫のすず役声優がひどいし下手?棒読みの理由を調査!

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細田守監督最新作の竜とそばかすの姫は”すず(鈴)”という少女がヒロイン役を演じますが、すず役の声優が”下手で棒読みがひどい”という口コミがちらほら見られますね。

そんなすず役の声優ですが台詞は棒読みなのに対し、歌のシーンは鳥肌もので感動的なシーンが多く見られましたよね。

では一体すず役の人はなぜ声優が下手で棒読みと言われてしまうのか、気になる理由を探るべく、今回は竜とそばかすの姫のすず役声優がひどいし下手?棒読みの理由を調査!と題してお届けしていきます。

竜とそばかすの姫のすず役声優がひどいし下手?

竜とそばかすの姫で、内気で自分に自信がないけれど、歌うことが大好きな女子高生であるヒロイン・すず(鈴)。

そんな竜とそばかすの姫のすず役に抜擢されたのは、音楽業界が注目するミュージシャンの中村佳穂さんですが、圧巻の迫力をみせる歌声とは裏腹に台詞がひどいし下手という声がちらほら見られました。

竜とそばかすの姫のすず役声優がひどいし下手と話題?

竜とそばかすの姫のヒロインのすず役の台詞について、世間では”下手”ひどい”棒読み”という声が多く寄せられていました。

台詞が棒読みなのに対し歌は超絶に上手い!という声も圧倒的に多く、なぜ細田守監督いつもちゃんとした声優を使わないのか疑問が飛び交っていましたね!

では、竜とそばかすの姫で誰がすず役の声優を演じたのでしょうか。

竜とそばかすの姫すず役の声優はだれ?

  • 名前:中村佳穂(なかむら・かほ)
  • 生年月日: 1992年5月26日
  • 年齢:30歳(2022年時点)
  • 出身地 :京都府
  • 最終学歴: 京都精華大学人文学部卒業
  • 職業:歌手(ジャンル:ソウル/ジャズ/ポップ/R&B/ファンク/フュージョン)
  • 公式サイト:中村佳穂 オフィシャルサイト

竜とそばかすの姫ですず役を演じたのは、中村佳穂さんです。

20歳から音楽活動を本格的にスタートし、自主制作映画での音楽担当、FUJJIROCK FESTIVALへの参加、東京コレクションの音楽制作など多ジャンルに及ぶ音楽活動をしています。

2022年には資生堂創立150周年記念の企業CM『美しさとは、人のしあわせを願うこと 編』に使用される楽曲「君のひとみは10000ボルト」の歌唱も担当しました。

またアルバムやシングルもリリースし、竜とそばかすの姫で歌った「歌よ」もリリースされ、圧倒的で透明感あふれる歌声が人気を集めましたね!

2022年リリースされた中村佳穂さんのMVを見ると、世界観と歌声が見事にリンクしていて感動的です。

そんな中村佳穂は歌手として幅広く活躍している人物ですが、声優という職業を経験したのは竜とそばかすの姫で初めてとなります。

そんな中村佳穂さんが竜とそばかすの姫ですず役に抜擢されたのは、数年前に奈良で公演されていたライブで細田守監督が中村佳穂さん歌声を聞いたのがきっかけでした。

何度か公演を見に行った細田守監督は中村佳穂さんと知り合い、竜とそばかすの姫ですず役を選ぶオーディションに参加することになります。

そこで見事選ばれたのは中村佳穂さんでした。

声優の経験はしてない分不安や何からやっていいのか、分からない部分はあったようですが、竜とそばかすの姫で女子高生のすず役、そしてバーチャルの世界でベル役も両方の役柄を演じ分けるため努力を重ねていったそうです。

では、なぜ竜とそばかすの姫の声優は、歌手を起用したのでしょうか。

細田守監督はプロの声優を使わない?

細田守監督は2006年公開作品の「時をかける少女」で一気に話題になり、2009年公開の「サマーウォーズ」では日本アカデミー賞にて最優秀賞アニメーション賞など多くの賞を受賞し、アニメ業界の中でもトップをいくアニメ監督になりましたね!

そんな細田守監督は新作のアニメ映画が公開されるたびに、ネット上では「主人公・ヒロインを演じる声優が下手」というキーワードが上がってきます。

というのも、細田守監督は主人公やヒロインにプロの声優を使わない傾向が1作目からあるためです。

では竜とそばかすの姫が公開されるまで作品で主人公やヒロインは誰が声優を演じたのか見ていきましょう。

公開年 作品名 主人公・ヒロインの声優
2006年 時をかける少女 紺野真琴/cv.仲里依紗
間宮千昭/cv.石田卓也
津田功介/cv.板倉光隆
2009年 サマーウォーズ 小磯健二/cv.神木隆之介
篠原夏希/cv.桜庭みなみ
2012年 おおかみこどもの雨と雪 花/cv.宮崎あおい
雪/cv.黒木華(少女期)/大野百花(幼年期)/雨cv. 西井幸人(少年期)、加部亜門(幼年期)
2015年 バケモノの子 九太/cv.宮崎あおい(幼少期)、染谷将太(青年期)
熊徹/cv.役所広司
2018年 未来のミライ くんちゃん/cv.上白石萌歌
ミライちゃん/cv. 黒木華、本渡楓(幼少期)
2021年 竜とそばかすの姫 すず/cv.中村佳穂

細田守監督公開作品の主人公とヒロインの声優をみると、芸能界で女優や俳優業である人たちばかりですね。

細田守監督はなぜ本職が声優ではない人を、声優に抜擢するのでしょうか。

それは細田守監督のこだわりでもあるようです。

プロの声優を使わない理由とは

声優に俳優や女優など、プロの声優を使わないのは、”技術でお芝居する”ことを目指していないからと細田守監督は語ります。

プロの声優であればキャラクターに命を吹き込むのは簡易的なのかもしれません。

ですがここで俳優や女優、そして今作の竜とそばかすの姫のように歌手など、声優を専門としない人の声を使うことで、”キャラクターの存在感と人間性をより自然にぎこちなくても良いから表現してほしい”というのが監督の考えなんだそう。

また細田守監督は”声優が全員揃わないと収録はしない”というこだわりも見せています。

プロの声優であれば別収録でも完璧に仕事ができますが、その分話す相手が居ない分リアルさが感じられないかもしれません。

ですので収録する際は全ての役者が揃ってから同時に行うを、”ルール”として決めているそうです。

声優の演技がプロではない人を起用することで、身近で、自然なぎこちなさ、どこか不器用さが生まれます。

そうすれば、より作品に親近感が湧き、感情移入しやすい。

そんな自然な演技で視聴者を惹きつけるのが監督の狙いなのかもしれません。

竜とそばかすの姫すず役の声優が棒読みの理由を調査!

竜とそばかすの姫ですず役が棒読みの理由は何なのでしょうか。

そんなすず役が棒読みの理由を調査していきました。

竜とそばかすの姫すず役が棒読みの理由とは

竜とそばかすの姫ですず役を演じるのは、職業が歌手・アーティストの中村佳穂さんです。

”棒読みになっている”と視聴者が感じてしまう理由とは何なのか調査していったところ以下の理由が見られました。

  1. 声優を経験したことがないから
  2. 「竜とそばかすの姫」でプロの声優を起用していないから

棒読みの理由①声優を経験したことがない

中村佳穂さんは、歌手として活躍している人物で本職は声優ではありません。

また竜とそばかすの姫で初の声優に挑戦したため、台詞の言い方や表現方法はプロと比べてしまうと差が出てしまうことは自然な事だと思います。

そんな中村佳穂さんは台詞は棒読みですが、歌となると感情を思いっきり表現していて誰しもが聞いて思わず感動してしまうほどに素敵ですよね。

このギャップがまた竜とそばかすの姫で良い味を出しているのではないでしょうか。

というのもすず(鈴)は、内気で自身のない女子高生で、感情を豊かに表に表現するようなキャラクターではないので、台詞が棒読みでぎこちないくらいが自然なのかもしれません。

ですが仮想世界「U」へ踏み入れたすずは”ベル”として歌を歌い、現実の世界では考えられないほどに心をオープンにしています。

中村佳穂さんが演じるすずは歌と台詞にギャップがあるおかげで、現実世界と仮想世界の違いを表現しているのではないでしょうか。

棒読みの理由②「竜とそばかすの姫」でプロの声優を起用していないから

竜とそばかすの姫では主人公を囲むメインキャラクターに、プロの声優が起用されていません。

例えばすずの周りにプロの声優を起用すると、すずと他のキャラクターに差が出てしまうため、ちぐはぐな作品の仕上がりになってしまう可能性があるからかもしれません。

同じようなレベルの人たちを配置することで、すずの演技もより自然に見えますよね。

まとめ

竜とそばかすの姫のすず役声優がひどいし下手?棒読みの理由を調査!と題してお届けしていきました。

竜とそばかすの姫ですず役の声優は、声優業初挑戦の歌手・中村佳穂さんです。

確かに棒読みの部分は多々見られますが、ぎこちない演技が傷を負った女子高生を表現するのに良いのかもしれません。

また「U」という仮想世界とのギャップも生まれ、仮想世界での自己表現、現実世界での生きづらさを上手く演出しているとも考えられそうです。