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テネット解説ニールの考察!最後のセリフの本当の意味とは?

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今回はテネット解説ニールの考察!最後のセリフの本当の意味とは?と題してお届けしていきます。

次元を超えた映画の制作を得意とするクリトファー・ノーラン監督の最新作・テネット(TENET)は、ノーラン監督の映画史上最高に”難解”と話題を呼んだ作品です。

解説班がないとわからない部分が多い映画・テネットで、気になるニールが死亡する前に発した最後のセリフの本当の意味を考察していこうと思います。

テネット解説ニールの考察!

クリストファー・ノーラン監督作品・テネット(TENET)で、主人公・名も無き男の相棒を務めるニール。

テネットの中ではどんな存在で、最後どうなってしまうのか見ていきましょう。

テネットのニールとは?

テネットの主人公・名も無き男の相棒を務めるニールは、ハリーポッターシリーズや、トワイライトシリーズで有名になったロバート・パティンソンが演じています。

映画の鍵を握るニールの存在ですが、時間軸が交差する映画テネットではひたすら主人公を守り続ける役柄でもありました。

まずニールという人物がどの時間軸に存在していたか、解説するためテネットのアルゴリズム(問題を解決するための計算方法)を理解しなければなりません。

テネットのアルゴリズム

名も無き男がある日目が覚めたら、科学者に会います。

彼女(科学者)は、未来のどこかの時点で人や物を逆転させる技術が発明されることを主人公に説明しました。

敵はアルゴリズムを使い、時間の流れを永久に逆転させようと企んでいます。

そうなると人々は消滅し、宇宙自体が滅んでしまいます。

そうならないように阻止するのが、名も無き男とニールの役割です。

そこで時間挟撃作戦を遂行することとなります。

時間挟撃作戦とは

挟み撃ち作戦は、敵を出し抜いて左右から攻撃をかけることですが、テネットでは時間の逆行を用いた作戦で敵を襲撃します。

挟み撃つ見方は、攻撃の結果が知っている時間を逆行した部隊です。

そうなると、結果を知っている上で攻撃できるため、攻撃に間違いが生じませんね。

ニールのいる時間軸とは

映画では逆行する部隊と、今を動く部隊がいます。

ではニールがいる時間軸はどこなのでしょうか。

ニールは主人公に未来から雇われ、過去の結果を知っている人物です。

だから敵の攻撃をかわし、名も無き男を守り続けることが出来たんですね。

ニールは未来から時間を逆行し、任務を果たすため過去に存在しているということになります。

テネットでニールの役割とは

テネットのニールは未来から時間を逆行し、任務を遂行していきます。

未来を既に知っているニールはテネットで青チームに加わり、決戦10分後より時間を逆行して戦闘態勢に入っていきます。

青チームの役割:リーダーのホイーラーと未来に起こる情報を収集し、順行(通常通り時間が流れている時空)の赤チームに情報を伝えるため。

作戦は順調にいっているようでしたが、敵であるセイターの手下ボルコフの爆破によって、主人公の入っていった洞窟の入り口が塞がれてしまいます。

主人公・名も無き男に身の危険が迫っていると知ったニールは、逆行から順行に切り替えました。

ここで見事に主人公が天井の紐を伝い洞窟から脱出できたのは、ニールのおかげです。

ここでハッピーエンドか?と思いきや、まだニールの仕事は終わっていません。

テネットのニール最後のセリフの本当の意味とは?

テネットのニールは最後どうなってしまうのか、最後に言ったセリフの意味を考察していきました。

ニールの最後はどうなる?

ニールは最終的に、自分は未来の主人公・名も無き男に雇われ、常に一歩先を見ながら行動をしていたと告白します。

そして自分を犠牲にし亡くなってしまう運命であることを明かします。

ニールの最後の行動は

主人公を助けたニールは、時間のループを完成させるために再び、地下へ降りていきます。

洞窟の鍵の解錠をするために、ニールは逆行し、主人公とアイブスがアルゴリズムを回収できるように役目を果たしたニールは、セイターの手下ボルコフに撃たれ亡くなってしまいます。

ニールは亡くなる運命だった?

主人公をかばい、ボルコフに撃たれ亡くなったニール。

名も無き男からは「運命か?」とニールは問われますが「そう呼びたいなら」と答えます。

ニールは過去に鍵を開ける過去を作りにいきます。

過去に起きたことを実際に起こすためには、行動しなければならない運命でした。

ニールの行動のおかげで、主人公とアイブスがアルゴリズムを回収できるようになったのです。

ここで一度起きたことは、決して変えることが出来ない運命であることが分かると思います。

ニールのリュックの赤いストラップ


ニールの立ち去り際、リュックに”赤いストラップ”が付いているのに気づいた主人公。

この赤いストラップの付いたリュックを持つ兵士は、これまでも主人公の命を救ってきました。

キエフのオペラハウスのシーンや、挟撃作戦中に扉を開ける時も、赤いストラップを付けた兵士の存在が主人公の傍で動いていたのです。

それは時間を逆行していた”ニール”だったことに気付いた主人公は、どれだけ辛い感情に包まれたことでしょう。

ニールが最後に言ったセリフの意味は?

ニールは主人公に立ち去り際、あるセリフを言います。

  • ニール:For me, I think this is the end of a beautiful friendship.
    「これは素晴らしい友情の終わりだ」
  • 主人公・名もなき男:But for me, it’s just the beginning.
    「俺には始まりだ」

出典元:劇中セリフ/IMDbより

このセリフは、テネットのクリストファー・ノーラン監督によると、1942年上映の映画『カサブランカ』の引用であることを明かしています。

ニールの最後のセリフ考察

”これは素晴らしい友情の終わりだ”

ニール最後のセリフを単純に解釈するのならば、主人公にとっては始まりで、ニールにとっては終わりであることを言葉からみるとわかります。

ですがこの言葉にはもっと深い意味があると考察します。

未来から主人公に雇われてきたニールは、主人公の命を守ってきました。

どこかの時間軸で主人公がニール自身を命がけで守ってきたから、その恩義として自分の命を惜しむことなく死ぬことを選択したのではないでしょうか。

また生まれた友情は相手が死ぬことで終わるのではなく、主人公の中で生き続けるため主人公は”始まりだ”という理由もわかります。

ニールの手によってニールの時間は閉じられましたが、主人公はまだこれからを生きなければならないようにも考えられるセリフですね。

テネットという作品自体が、ニールと主人公の友情物語であることも考えられそうです。

ニールはキャットの息子なのか

キャットの息子マックスは「Maximilien」というスペリングになっています。

そんなマックスの名前を逆から読むと「neil(ニール)」となりますね。

未来でキャットと幼かった自分を守った主人公に信頼を寄せていた可能性も考えられます。

しかしたノーラン監督についてこのことを聞くと、”様々な諜報機関に所属する諜報員の黄昏の世界と呼ばれる場所で活動する、少しやんちゃなキャラクター”としか答えていなく、ニールがマックスであることや、ニールの正体を明かしていません。

映画テネットにとってなくてはならない存在であるニールは、どんな男なのか視聴者の想像にお任せ!という形なのかもしれません。

視聴者に想像を搔き立てる演出は、ノーラン監督らしい気がします。

まとめ

テネット解説ニールの考察!最後のセリフの本当の意味とは?と題してお届けしていきました。

テネット解説でニールという人物を考察していきました。

最終的にニールは亡くなりますが、決して悲しいだけの終わりではなく使命を果たしたニールがとてもカッコよく見えたシーンでもありました。

名も無き男の主人公にとって、ニールの最後のセリフが、物語の始まりであるようにも感じます。